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執筆者の写真藤井まる

オーダーメイド燻製鍋を作ってみた。

更新日:4月22日

今まで5台の市販燻製鍋を使ってきましたが、どれもイマイチ。(詳しくはこちら。)


何がイマイチかと言うと・・・


①チップから食材を乗せる網までが圧倒的に近すぎ。

これでは食材に熱が入りすぎて肉なら硬くなるし、チーズなら溶けてしまいます。かといって弱火過ぎたら今度は燻煙が少なくなるので、火力調整には物凄く神経を尖らせなければなりません。


②掃除がめちゃめちゃ大変。

燻製は物凄い量の煙を伴うので一回の使用だけでも鍋の中は真っ黒焦げになり、普通に洗ってもその焦げ付きは全く取れず、毎回、クレンザーと重曹とスチールたわしで30分くらい磨かないと綺麗になりません。網に於いては重曹で煮て一晩置いて翌朝ゴシゴシ磨いています。


この2点は本当に骨が折れる作業で、これらをちゃんと考えた市販品は僕が知る限り残念ながら一つも存在しません。(業務用、吊るしタイプを除く) ちょっと意地悪な言い方ですが、本当に燻製をやっている人が開発チームにいるんだろうかと、つい疑ってしまいます。


ほとほと困っていると、キャンプ仲間のTさんが「キャンプ仲間のMさんはスモークチーズ職人&製造業だから相談してみたら?」と教えてくれまして、早速困っていることを相談したら、Mさんも数年前から自作鍋の構想を温めていたらしく、二つ返事で「作りましょう!次の燻製日に間に合わせますよ!」って言ってくれました。(一番右がMさん、一番左が私、左から二番目がTさん)



それから先はお互い工業系ですし、構想もお互いバッチリ頭の中にあるので話がトントン拍子に進み、ナント特注鍋を3日で完成させてくれました!!!!



一番のポイントは一番焦げ付く汁受け皿を思い切って廃止し、毎回アルミホイルを折って皿状にしたものをゴトクに乗せる仕様にしたところです。



これだったら、毎回そのアルミホイルをポイっと捨てるだけ。構造が簡単で掃除も飛躍的に楽になります。何事もシンプルイズベストです!!


さあ、このオーダーメイドの鍋で今週末に初燻製をします。ワクワクが止まりません。

一生物のギアになりますように!!



余談ですが、写真右から二番目のSちゃんもなんと、ベーコン職人であることが発覚しました。な~んだ、身近に先生がいっぱいじゃ~ん!!って嬉しくなりました。



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